【カングーの車検2】ディーラー16万円 vs 地元整備工場7.7万円~。見積書を全部比較してみた

車検

前回の記事では、我が家のルノー・カングーの車検をどこで受けるかについて書きました。

今回は、実際に車検をお願いすることになった地元の整備工場と、ルノーのディーラーから出してもらった車検見積書を比較してみます。

前回はディーラーで車検を受けましたが、今回は「ディーラー以外でもカングーを見てもらえるところはないかな?」と探して、普段利用しているガソリンスタンド系列の整備工場に相談。

そこで出てきた見積もりが……

7万円台。

一方、ディーラーの見積もりは、

159,830円。

「これはかなり違うな……」

と思ったのですが、話はそんなに単純ではありませんでした。

実際に見積書を見比べてみると、それぞれ整備内容がかなり違うんです。

今回は、その中身を一つずつ見ていきます。


今回のカングー車検、見積もりは4段階になった

まず、今回出してもらった金額を整理してみます。

金額
ルノー・ディーラー159,830円
地元整備工場・基本プラン77,250円
地元整備工場・整備を追加したプラン153,109円
最終的に選んだ内容91,825円

こうして並べると、かなり面白いですよね。

最初は、

ディーラー:約16万円
地元整備工場:約7.7万円

なので、

「カングーの車検って、こんなに安くできるの?」

と思いました。

ところが、整備工場から提示された「いろいろ整備した場合」の見積もりを見ると、こちらも153,109円

ディーラーの159,830円と、わずか6,721円しか違いません。

では、なぜ最終的には91,825円になったのか。

ここが今回のポイントです。


まずはディーラーの見積もり159,830円

今回、ルノーのディーラーから出してもらった見積もりはこちら。

合計:159,830円

一見すると、

「カングーの車検って16万円もするのか……」

となります。

ただ、見積書の中身を見てみると、単純に「車検を通すためだけ」の費用ではありません。

ブレーキフルードの交換やエンジンクーラントの交換、下回りの洗浄、防錆処理など、車検のタイミングで一緒にやっておきたい整備も含まれています。

つまり、

車検に必要なものだけを最低限やる

というより、

今後もカングーに乗っていくことを考えて、予防整備も含めてまとめてやる

という内容になっています。

これはディーラーが悪いという話ではありません。

むしろ、カングーの状態を見ながら、今後のことまで考えて整備するなら、こういう見積もりになるのも納得できます。

問題は、

「自分にとって、今回そこまで全部必要なのか?」

というところです。


地元整備工場の基本プランは77,250円

一方、今回お願いすることにした地元の整備工場。

こちらの基本プランは、

77,250円

でした。

ディーラーの159,830円と比べると、

82,580円の差。

これはかなり大きい。

ただし、ここでも注意が必要です。

この77,250円とディーラーの159,830円を、そのまま

「同じ車検なのに8万円も違う!」

と比較するのはちょっと違います。

ディーラーの見積もりには、ブレーキフルードやクーラント交換、下回りの洗浄、防錆処理などが含まれています。

つまり、整備の範囲が違うからです。

そこで、整備工場に「もう少ししっかり整備した場合」の見積もりも出してもらいました。


整備を追加すると153,109円

そして出てきたのがこちら。

153,109円

おお……。

ディーラーが159,830円なので、

ほとんど同じじゃん。

最初に見たときはそう思いました。

実際、

159,830円 − 153,109円 = 6,721円

しか違いません。

「なんだ、結局カングーの車検って15万円くらいかかるのか」

と思いそうになります。

ところが、この見積書をよく見ると、ちょっと面白いことが分かりました。


「車検に必要な整備」と「車検とは別のもの」が混ざっている

153,109円の見積もりには、車検や整備に関係する項目だけでなく、

ヘッドライトコーティング

KeePerコーティング

なども含まれていました。

たとえば、

  • ヘッドライトコーティング:8,800円
  • KeePerコーティング:23,840円

合計すると、

32,640円

です。

これはもちろん、カングーを綺麗に保つという意味では魅力的なメニューです。

でも、

車検に合格するために絶対必要なものではありません。

ここは今回の比較では分けて考えたほうがよさそうです。

一方で、下回りの洗浄や防錆処理、マフラーコートなどについては、単純に「余計なもの」とは考えませんでした。

なぜなら、ディーラーの今回の見積もりにも下回りの洗浄や防錆処理が入っていたからです。

カングーをこれからも乗っていくなら、こういった部分は個人的にはやっておきたい。

つまり、

全部削ればいいわけではない。

ここが今回、自分で内容を選ぶときに考えたところです。


じゃあ、どこまでやる?

今回の整備工場の面白いところは、

「これが全部必要です」

という一つの見積もりだけを出されたわけではなかったこと。

まず基本となる77,250円があって、

そこから、

「これはやっておいたほうがいい」

「これは今回はやらなくてもいい」

と、自分で選んでいくことができました。

私の場合、カングーをまだしばらく乗るつもりです。

なので、

とにかく安くして、車検さえ通ればOK

とは考えていません。

でも、

車検のタイミングだからという理由だけで、全部やる必要もない

とも思っています。

そこで、車の状態や今後の乗り方を考えながら、必要だと思ったものを追加していきました。


エンジンオイルは持ち込みにした

その中で、分かりやすく削減できたのがエンジンオイル。

整備工場の見積もりでは、MOTULの5W-40が指定されていました。

オイル代だけでもそれなりの金額です。

そこで、

「エンジンオイルって持ち込みできますか?」

と聞いてみました。

すると、

持ち込みOK。

とのこと。

ということで、今回は自分でオイルを用意して持ち込むことにしました。

最終見積もりでは、

オイル交換工賃605円。

これなら、自分でオイルを用意できる人にはかなりありがたい。

オイルも最近は高くなっていますし、こういうところで自分で選択できるのは助かります。


そして最終的な見積もりは91,825円

いろいろ検討した結果、今回私が選んだ内容の最終見積もりはこちら。

91,825円

基本プランの77,250円から考えると、

91,825円 − 77,250円 = 14,575円

を追加して、必要だと思った整備をお願いする形になりました。

つまり、

「最低限の7万円台」か「全部入りの15万円台」か

の二択ではありません。

その間から、

自分のカングーに必要だと思うところを選んで、9万円台にした

ということです。


ディーラーと最終見積もりを比べると……

今回の金額をもう一度並べてみます。

見積もり金額
ルノー・ディーラー159,830円
地元整備工場・基本77,250円
地元整備工場・整備追加153,109円
今回選択した内容91,825円

ディーラーの159,830円と、今回選んだ91,825円を比べると、

差額は68,005円。

約6万8千円です。

これはかなり大きい。

ただし、

「ディーラーなら16万円、地元工場なら9万円」

と単純に考えるのも正確ではありません。

ディーラーの見積もりと、今回の最終見積もりでは、整備内容が違うからです。

逆に言えば、

地元整備工場の全部入りが153,109円になることを考えると、「地元工場だから安い」とも言い切れません。

今回分かったのは、

「どこで車検を受けるか」だけでなく、「何をやるか」が車検費用を大きく左右する

ということでした。


カングーの車検費用は「安い・高い」だけでは判断できない

今回、実際の見積書を比較してみて感じたのは、

ディーラー=高い

整備工場=安い

という単純な話ではないということです。

ディーラーの159,830円には、車検だけでなく、今後のことを考えた整備も含まれていました。

一方、地元整備工場では、

基本77,250円からスタートして、必要なものを自分で追加できる。

そして、全部追加すれば153,109円。

そこから自分には必要ないと思ったものを外し、必要だと思った整備を残した結果が91,825円でした。

この「自分で選べる」というのが、今回かなり大きかったです。

カングーのような輸入車は、そもそも車検をお願いできる場所を探すところからちょっと苦労します。

だからこそ、

「カングーを見てもらえる」

「整備内容を相談できる」

「費用も自分で調整できる」

という整備工場が近所にあったのは、個人的にはかなりありがたい発見でした。


まとめ:今回のカングー車検は91,825円

今回の車検費用をまとめると、

  • ディーラー見積もり:159,830円
  • 地元整備工場の基本プラン:77,250円
  • 整備を追加したプラン:153,109円
  • 最終的に自分で選んだ内容:91,825円
  • ディーラーとの差額:68,005円

となりました。

ただし、この差額をそのまま「節約できた金額」と考えるのはちょっと違います。

整備内容が違うからです。

今回のポイントは、

「安いところを探した」というより、「必要な整備を自分で選んだ」

ということ。

カングーの車検費用を抑えたい人にとっては、この考え方は結構参考になるんじゃないかなと思います。

そして今回、もう一つ気になったものがあります。

それが、

車検を受けるとガソリンが10円/L引きになるという特典。

カングーは給油量もそれなりに多いので、

「これ、2年間で考えたら結構な金額になるんじゃない?」

と思ったわけです。

ただし、普段からアプリのクーポンを使っているので、単純に10円/L全部が得になるわけではありません。

では、実際にはいくら得になるのか?

次回はここを実際の給油量から計算してみます。

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