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【第1話】通勤1回いくら?ガソリン高騰時代のリアルコスト
はじめに:地方の通勤は“実質クルマ一択”になっている
地方で生活していると、通勤手段はほぼ自動的に決まります。
👉 車
距離、地形、公共交通の本数を考えれば、これは合理的な選択です。
実際、私自身も片道11kmを車で通勤しています。
ですが、ここで一つ見落とされがちな問題があります。
ガソリン価格は、自分でコントロールできない
最近のガソリン価格は170〜180円台。
そして今後、200円/Lを超える可能性も十分にあります。
問題はここです。
👉 それでも、使うしかない
車しか手段がない場合、
- 高くなっても乗る
- 節約の余地がない
つまり、
👉 生活コストが外部要因で強制的に上がる構造
になっています。
今回のテーマは「節約」ではない
ここで今回のシリーズの目的をはっきりさせます。
👉 単純に安い手段を探す話ではありません
そうではなく、
👉 「車以外の手段を持つことは現実的なのか?」
を検証します。
この比較で見たいもの
今回の比較で明らかにしたいのは、次の3点です。
- ガソリンに依存しない通勤手段は持てるのか
- そのための初期投資は回収できるのか
- 実際に運用できるのか(距離・気候・継続性)
つまり、
👉 「通勤のリスク分散は成立するのか」
これを数字で検証していきます。
今回比較する通勤手段はこの4つ
現実的に検討できる手段として、以下の4つに絞りました。
- 車
- 電動自転車
- 電動スクーター
- 電車
なぜこの4つなのか
① 継続して使える現実性
まず前提として、「現実的に運用可能であること」。
例えば、
- 徒歩 → 距離的に非現実的
- 通常の自転車 → 体力依存が大きい
- 原付 → 現在、50ccは買えない
これらは除外しています。
その代わりに、
👉 電動という選択肢
を入れています。
電動化することで、
- 体力に依存しない
- 継続しやすい
- 現実的に普及している
という条件を満たします。
電動化することで体力負担は大きく下がりますが、
天候や季節によって使えない日がある点も含めて評価します。
② 片道11kmという“現実的な壁”
今回の条件は
👉 片道11km(往復22km)
この距離は、
- 自転車にはやや長い
- 車には短すぎるわけではない
つまり、
👉 手段によってコストも負担も大きく変わる距離
です。
だからこそ、比較する意味があります。
③ “なんとなく選ばれている領域”だから
多くの人は
- なんとなく車
- なんとなく電車
で通勤手段を決めています。
そこに
- 電動自転車
- 電動スクーター
を加えることで、
👉 本当にその選択が最適なのか?
を見直します。
今回の比較ルール
現実に近い判断をするため、ルールを統一します。
① 車は「限界費用」で考える
今回は
👉 車はすでに持っている前提
とします。
そのため、
- 車両代
- 保険
- 車検
といった固定費は除外し、
👉 ガソリン代のみで評価します。
理由はシンプルで、
👉 通勤手段を変えたときに増減するコストだけを見るため
です。
② 電動系は「初期投資回収モデル」
電動自転車・電動スクーターは新規導入になるため、
👉 本体価格を5年で減価償却
として扱います。
電動系は初期投資があるため、
“安いかどうか”ではなく
“回収できるかどうか”で評価します。
さらに、
- 電気代
- 将来的なバッテリー交換(参考)
も含めて評価します。
③ 電車は「実費」
電車はシンプルに、
👉 運賃=コスト
今回の条件では
- 片道550円(10.1km)(※現在、私の地域の私鉄は日本一高いと言われています)
- 往復1100円
で計算します。
通年で使える必要はない
今回の比較で一つ前提があります。
👉 すべての手段を毎日使う必要はない
例えば、
- 冬は車
- それ以外は電動
という使い分けも現実的です。
むしろ重要なのは、
👉 「使える期間でどれだけコストを抑えられるか」
です。
なぜこのルールにしたのか
ポイントは1つです。
👉 現実の意思決定に合わせるため
- 車はすでに持っている人が多い
- 電動は“買うかどうか”の判断になる
つまり、
👉 比較の前提がそもそも違う
これを無理に揃えると、逆に現実からズレます。
だから今回はあえて、
- 限界費用
- 初期投資
という違いをそのまま扱います。
この検証で分かること
ここまでで準備は整いました。
次回はいよいよ、
👉 すべての通勤手段を“1回あたりのコスト”で比較
します。
そしてその結果から、
- 車は本当に高いのか
- 電動は元が取れるのか
- 電車は現実的なのか
を明らかにしていきます。

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