【第1話】−9℃の朝。灯油が高い今、エアコン暖房は本当に安いのか?
【第2話】COPとは何か?寒冷地でエアコン効率が落ちる理由を整理する
【第3話】COPってそもそも何?エアコン暖房の「効率」が見えない理由
【第4話】 寒冷地の暖房費はいくら?エアコンと灯油100Lを月額で比較
【第5話】 お日様が登ってきたら、エアコンの出番になる
今朝の最低気温は、-9℃。
標高約700mのこの地域では、「寒い」というよりも、空気が刺さる。
灯油の値上がりは異常
灯油の価格は上がり続けている。ニュースやネットでは、
「これからはエアコン暖房の方が得」という声もよく見かける。
確かに気持ちはは分かる。
自分がアルバイトをしているときには灯油は1Lで60円とかだった。
安いときには18Lで1000円以下で売っていた。
それが今や、カルテルで話題になったこの県では現在1L 113円。。。
電気代も上がっているが、灯油ほど上がっていない。
エアコンが安いと思うはずである。
エアコンの熱効率
エアコンは「COP」という効率の指標があり、電気1に対して何倍もの熱を生み出すこと
ができる。
例えばCOPが4なら、1kWhの電気で4kWh分の熱を作れる。
数字だけ見ると、たしかに優秀だ。
でも、ふと思った。
この寒さでも、同じ話なのだろうか。
寒冷地という条件
2026年1月の最低気温を振り返ってみると、
・0~-4.9℃:5日
・-5~-8.9℃:10日
・-9℃以下:16日
ほぼ毎日が氷点下。そのうち半分以上が-5℃以下。
つまり、エアコンが苦手とされる温度帯が「日常」だ。
エアコンは低温が苦手
エアコンは外の空気から熱を取り出す仕組み。外気温が下がれば、取り出せる熱も減る。
さらに氷点下では霜取り運転も発生する。
カタログ上のCOPと、実際の寒冷地でのCOPは同じなのか。
もしかすると、灯油が高騰している今でも逆転点があるかもしれない
外気温がある温度を下回ると、灯油の方が安くなる「ターニングポイント」があるので
はないか。
寒冷地では、その分岐点が思っているよりも早く訪れるかもしれない。
次回は、灯油と電気を同じ土俵に乗せて比較するための「計算方法」を整理してみたい。
そして、「何℃から灯油が有利になるのか?」
この家の条件で、具体的に探っていく。


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