【実録】➀カングー1.2ターボ(H5F)アイドリング不調から始まったエンジン載せ替え

カングー1.2ターボ(H5F)のエンジン載せ替え費用は76万円。保証6ヶ月1万kmの内容、値引き交渉、新品エンジン118万円との比較まで実体験ベースで解説します。 カングーエンジン載せ替え


信号待ちで、回転が一瞬ストンと落ちた。
それがすべての始まりだっ

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→第1話:アイドリング異変の始まり
→第2話:ディーラーで提示された選択肢
→第3話:修理費はいくらまでが合理的か
→第4話:修理と乗り換えの比較
→第5話:世間の印象と決断
→第6話:保証書と見積もり公開
→第7話:載せ替え完了、実際の費用と注意点

今回、後期カングーのエンジン載せ替えに至った経緯を、記録として残します。
稀なケースかもしれませんが、自身の扱い方も含め、事実ベースでお伝えします。
同じカングー乗りの方、輸入車を楽しんでいる方にとって、何かの参考になれば幸いです。
なお、症状には個体差があります。あくまで一例としてお付き合いください。

2024年12月初旬。


信号待ちでふと違和感に気づくことがあった。

アイドリング中に回転数が一瞬だけ落ちることがあったのだ。
エンストまではいかないが、どこか1気筒抜けたような感覚。

車両はルノー・カングー後期型1.2Lターボ(H5Fエンジン)
走行距離は約84,000km。

この時点では、寒さによるまだ軽い失火だろうと思っていた。

12月9日 スパークプラグ交換


念のため、スパークプラグを交換。

NGKプレミアムRX(LKAR7BRX-P)へ4本交換。
交換後は始動や加速が明らかに軽くなり、アイドリングも静かになった。
いうならば、オイル交換直後の調子がずっと続いている感覚。
体感できるレベルで改善し、こんなに快適ならばもっと前から変えておけばよかったと思った。


しかし、完全ではなかった。
まれにアイドリングが抜ける感覚が残っていたことに気付いていた。

スパークプラグも思っていた以上に汚れていなかった。
失火なのでもっとタール状のものがくっついていると思った(左が新品)

1月1日 坂道での異変


元旦、実家へ向かう山道。

登坂車線でトラックを追い抜こうとアクセルを踏み込んだ瞬間
明らかにトルクが抜けた。
家族が気づくほどの振動。
エンジン警告灯が一時点灯したが、アクセルを戻すと消える。
下りでは問題なく走る。

だが1500~2000回転付近で不規則な振動が続く。
停車時のアイドリングも安定せず、ずっと振動が続いている。
しかし、その後もエンジン警告灯がつくことはなかった。


明らかに嫌な予感がした。

1月6日 イグニッションコイル交換


ディーラーは1月7日まで休業。
自分でできることとして、イグニッションコイルを4本新品に交換。


結果は大きな改善なし。

「ECUの誤学習かもしれない。リセットすれば直るのでは」
そう考え、翌朝ディーラーへ持ち込んだ。

1月7日 ディーラー診断結果


ECUのリセットならばすぐに終わるだろうと思っていた。

しかし、待つこと1時間以上。
戻ってきた担当者の言葉はこうだった。
「3番の吸気バルブが溶けています。これはエンジン本体交換になります。」
費用は約100万円。


その瞬間、言葉が出なかった。
(続く)

→第2話:ディーラーで提示された選択肢

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