ここまでのシリーズでは
- プロテインのコスパ
- ホエイ vs ソイ
- 年間コスト
- イソフラボン
などを検証してきました。
しかしそもそも疑問があります。
「プロテインって本当に必要なの?」
今回は
食事だけでタンパク質は足りるのか
を数字で検証してみます。
このシリーズの記事
第1話|ホエイプロテインが高くなった現実を、数字で確認してみた
第2話|なぜホエイプロテインは高くなったのか?裏側を整理してみる
第3話|日本人は朝ごはんでたんぱく質が足りていない?厚労省データと年代差を整理してみた
第4話|食事だけでたんぱく質70gは現実的か?量と負担を生活目線で検証
第5話|同じたんぱく質量で比較すると、ソイプロテインは本当に安いのか?
第6話|ソイプロテインは安全?大豆イソフラボンの摂りすぎ問題を計算してみた
第7話|【プロテインは本当に必要?】食事だけで足りるのか計算してみた
最終話 【結論】プロテインは必要?コスパ・安全性・必要量をすべて検証した最終まとめ
まず必要なたんぱく質量はどれくらい?
一般的な目安として
厚生労働省 の食事摂取基準では
体重 × 約1g / 日
程度が目安とされています。
例えば
体重60kgの場合
60g / 日
です。
ただしこれは
健康維持のための最低ライン
です。
筋トレしている人のタンパク質量
スポーツ栄養の研究では
体重 × 1.6〜2.0g
程度が推奨されることが多いです。
体重60kgなら
| レベル | 必要量 |
|---|---|
| 一般生活 | 60g |
| 軽い運動 | 90g |
| 筋トレ | 100〜120g |
つまり
筋トレしている人は100g前後
が一つの目安になります。
How much protein can the body use in a single meal for muscle‑building?
タンパク質は一度にどれくらい吸収できる?
ここもよく議論になるポイントです。
研究では
1回あたり約20〜40g
程度で
筋タンパク質合成が最大になるとされています。
つまり
大量に一度に摂るより
複数回に分けた方が効率が良い
と考えられています。
60kgの人の理想的な摂取イメージ
筋トレしている人で
1日100g
と仮定します。
これを3食で分けると
| 食事 | タンパク質 |
|---|---|
| 朝 | 30g |
| 昼 | 35g |
| 夜 | 35g |
というイメージになります。
しかし朝食はタンパク質が少ない
ここが多くの人の問題です。
例えばよくある朝食
- トースト
- コーヒー
- ヨーグルト
これだと
10g程度
しか取れないことも多いです。
つまり
朝だけで20g以上不足
します。
朝からタンパク質を用意するのは大変
例えば
タンパク質30gを食事で摂る場合
| 食品 | 必要量 |
|---|---|
| 卵 | 約5個 |
| 鶏むね肉 | 約120g |
| 納豆 | 約3パック |
朝からこれを準備するのは
正直かなり大変です。
ここでプロテインの出番
プロテインのメリットはシンプルです。
水を入れてシェイクするだけ
です。
例えば
プロテイン1杯
タンパク質約20g
取れます。
つまり
朝食で
10g(食事)
+
20g(プロテイン)
= 30g
と
一気に理想的な摂取量に近づきます。
結論
今回の検証から言えることはシンプルです。
- タンパク質は体重×1g以上必要
- 筋トレしている人は100g前後
- 1回20〜40gに分けて摂るのが理想
- 朝食はタンパク質が不足しやすい
つまり
プロテインは
「不足を補うツール」
としてかなり合理的です。
特に
- 朝食
- トレーニング後
- 食事が少ない日
には
非常に効率的なタンパク質源
と言えそうです。


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